駆け抜けた日々

プチ介護 

じぃが倒れた

2018年夏

 

外は熱中症注意報が出てる中

 

じぃが倒れた

 

 

 

 

察しの通り

 

 

熱中症💦

 

 

 

 

急いで病院へ

 

 

今度は本家から車で北へ15分

 

 

 

「じぃ……」

 

 

 

病室のドアを開けると

 

じぃはベッドに横たわりぐったりしていた

 

そのそばにちさと車椅子に乗ったばぁ

それと弟も先に来ていた

 

 

 

とにかく命に別状はなかった

 

 

 

 

 

 

 

それは良かったのだが

先生から

横紋筋融解症の疑いがあるとの事だった

 

記憶が確かなら

簡単に言うと筋肉が破壊されてしまう?

病気だったと思う

 

 

あの時はプチパニックで、

恐ろしい病名が強烈すぎて

先生の説明があまり頭に入ってこなかった

 

 

 

確かなのは今まで通り普通の生活ができなくなるという事が分かった

 

 

 

 

じぃは真夏の炎天下の中

畑作業に勤しんでいたらしい

 

 

 

 

 

85歳になる高齢者が…

炎天下の中

35度以上の気温に耐えられるとでも?

 

 

 

 

本家の敷地内に住む

ちさ夫婦と叔父夫婦は

日中仕事なので誰も目を配れる人がいない

 

 

にしてもまさか熱中症

 

で………

 

こんな事になるなんて

 

 

 

 

その日から何日か入院する事になった

 

 

 

 

父や叔母に連絡をして診察を済ませて

それぞれ帰宅した

 

 

 

しかしその後数日もたたないうちに

病院から追い出される事に

 

 

 

 

そう

 

 

じぃは超絶わがまま

 

 

きっと入院中に沢山のわがままを言い

文句を言い

ナース達もお手上げだったのだろう

 

 

病院から追い出される頃には

病状も少しは良くなり

なんとか生活できるようにはなっていた

 

 

 

 

よくよく考えて

 

病院から追い出されるって

 

 

どんだけーーー‼︎‼︎