糖尿病予備軍
それから何度か病院に診察を受けに行くのだが、
じぃのQOLが著しく低下して
介護までいかなくても介助が必要な状態になった
食事の際は食べたものをポロポロこぼし
トイレも便座を上げずに用を足そうとしたり
色々なものにぶつかっては出血し応急処置
そして
何度目かの診察の時に
血糖値が上昇し糖尿病予備軍
の疑いがあるとの指摘を受けた
糖尿病の治療といえば
インスリン投与
決まった時間に腹部に注射をする
がしかし
じぃは目が悪くしかも若い頃に仕事場で指を切断し
左手の人差し指と中指と薬指がない
自力では難しいのである
そこで叔父から色々と相談があり
父の提案で私がインスリン投与に携わる事になった
仕事を午前中で切り上げて
午後からじぃ宅へ
注射だけではなく買い物もついでにする事になった
ここから
プチ介護生活が濃厚になっていく
その前に
次から私がみた
介護の現場を紹介しようと思う